2013年12月21日土曜日

フランスの教会(5) Saint-Michel, Dijon

 
 

 
ディジョンのサンミッシェル教会も美しい場所でした。人気がなく静かでありながらあたたかい雰囲気で、いつまでもいたくなる空間でした。
 



 

 
今回の旅で訪れた教会の中には、音楽がかかっているところもありました。パイプオルガンの演奏だったり、CDだったり。音楽には力があります。音楽が持つ雰囲気作りの力は誰もが体験したことがあるでしょう。音楽は、その場のエネルギーに変化をもたらします。楽器演奏もそうですし、人の声もそうです。特に、演奏者や歌い手が技術的に上手に演奏しようとしたり、歌おうとしたりせずに、自分を表現の手段として、エネルギーの通り道としてあろうとしたとき、あるいは純粋に楽しんでいるときに、それは大きく動きます。
 
音楽は私たちに与えられた素晴らしいギフトであると感じます。気持ちが沈んで、そこから出たいのに、気分を変える行動を取る気にもならないときってありますよね。そういう時は音楽を聞くと、沈みから引き上げてくれます。そういう時用に曲を選んでおいたり、プレイリストを作っておいたりするのもいいでしょうし、その時々で聞きたいと思う曲をかけるのもいいでしょう。
 
ヒーリングミュージックやクラシックはいいけれど、ポップスやロックは波動が低いんですよね、という質問を受けたことがあります。ジャンルに関わらず、悪意を感じる曲というのはあります。「このジャンルはいい」「このジャンルはだめ」という線引きはできなくて、ジャンルによって、あるいはアーティストや曲によって、効能というか、働く作用が異なるように感じます。ヒーリングミュージックで癒されなくても、聞く人によってはうるさい、と感じるロックで癒されることもあります。
 
心と体のどの部分、またはどのチャクラに響いているかを観察しながら音楽を聞くのも興味深いことです。楽曲の働きかける力が強いときには、観察するまでもなく、感じることができます。
 
以前、インドのアムリッツァーにあるシーク教の聖地で耳にしたお祈りの言葉と音楽は、全てのチャクラを洗い清めてくれるように感じました。寺院のスピーカーから流れるお祈りを聞くともなしに聞いていたときのことです。(アムリッツァーを訪れたときについて
 
また先日、あるライブに行ってきたのですが、その人の歌と演奏はハートと喉に響いていました。ジャンル分けするなら、ポップス・ロックになると思います。観客を楽しませたい、来てくれた人に感謝を伝えたい、という思いがそのアーティストの歌と全身から溢れているように感じました。
 
 

2013年12月16日月曜日

フランスの教会(4) Beaune

 
 
城壁に囲まれた可愛らしい町、ボーヌ。ゆっくりお散歩するのにぴったりな石畳の町並みでした。この町で訪れたのは、Notre-Dame教会。フランスには沢山のノートルダム教会がありますが、ノートルダムとは「私たちの貴婦人」という意味で、聖母マリアを指します。

この教会には、聖母マリアの生涯を描いたタペストリーが飾られています。15世紀のものという、そのタペストリーをはじめとして、美しいものが数多くある教会でした。

教会にいると、ふわぁ〜っと頭から上の方に抜けていくような、気持ちのいい感覚に満たされることがしばしばありました。教会にいるときだけではなく、普段もふとしたときにそういった感覚を覚えることがあるのですが、教会に満ちているエネルギーと高い天井のお陰で、そういう感覚になりやすかったようです。

その感覚を一言で表すなら「アーナンダ」。ヨーガをしている方にはお馴染みの「至福」と訳されるサンスクリット語です。アーナンダには、満ち満ちている、遍在する、という意味もあります。

私たちがいる世界は、多種多様に見えますが、全て同じものからできています。また、私たちは、たくさんの異なるものが存在しているかのように振る舞っていますが、本当は一つのものしか存在していません。遍在していて、満ちていて、そのものであるもの。

誰かと、あるいは何かと一体感を覚えるときに感じる喜びは、「一体感」が私たち本来の姿を思い起こさせる感覚だからかもしれません。昨今の「一体感、繋がりたい」には、これに様々な欲や不安定さが混じっているように感じます。といっても、それらの欲なども本をただせば、一つの点にたどり着くのですが。
 

 
ボーヌは「ブルゴーニュワインの首都」と呼ばれる町で、観光客で賑わっていました。この町では毎年11月に「栄光の3日間」という、ワインのお祭りが開催されるそうです。利き酒騎士団(!)の入団式や世界中からワイン商が集まるワインオークション、それに伴うテイスティングで大いに賑わうそう。
 
町のあちこちに飾られている花、可愛らしいお店たち、石造りの建物、そして楽しそうな観光客。ボーヌ、素敵なところでした。
 
 
 

2013年12月14日土曜日

フランスの教会(3) Tournus

 
 

 
ニュイサンジョルジュから列車で南に50分程行ったところに、Tournusという町があります。起源は紀元前1世紀頃という古い町です。TournusではSaint Philibert修道院を訪れました。がっしりとした岩色の大きな建物の中に、優しい光が満ちている教会でした。
 

 
 
 
世界には異なる体系の聖なる教えがあります。比較的長い歴史を持った宗教だけではなく、ニューエイジやスピリチュアルと呼ばれるものもあります。どんなに素晴らしいとされている教えでも(数多くの人が称えていても、あなたが尊敬、信頼している人の言葉でも)、その教えや言葉が聖なるものなのではなく、それを耳にしたときにあなたの内側で起こる感覚や変化が聖なるものなのです。教典や教義、チャネリング本があなたの道しるべになるのではなく、それらに書かれている言葉によって触発されるあなたの心持ちと行動があなたの指針となります。何かや誰かに頼りたくなることもあるでしょうが、あなたの心と体を100%、本や教えに預ける必要はありません。インスパイアしてくれる言葉たちに感謝しながらも、軸はあなた自身に置きましょう。
 


2013年12月9日月曜日

Nuits Saints Georgesのホテル Vign'Appart

 
 
 
ブルゴーニュ地方での拠点は、Nuits Saints Georgesでした。ニュイサンジョルジュは、パリからのTGV(新幹線)が止まるディジョンと、この辺りの中心都市であるボーヌの間にあります。こじんまりとした可愛らしい町で、ブドウ畑を貫くGrand Crus街道上に位置し、また、鉄道の駅もあるので、車での旅にも、列車での旅にもお勧めです。
 
こちらでは、Vign'Appart http://vignappart.com/en/ というアパートメントホテルに泊まりました。私たちが泊まったのは、リビングエリアとは別に、メゾネットというか、ロフトのように階段で上がる空間に寝室があり、使い勝手が良いキッチンと洗濯乾燥機が完備されたバスルームがあるお部屋でした。まだ新しいらしく、清潔で居心地が良いお部屋でした。
 
フロントの人も親切で、部屋からの眺めも良く(↓の写真)、この地方に来ることがあれば、また泊まりたいと思うホテルでした。


 
 
 ニュイサンジョルジュには鉄道の駅もあるので電車の旅にもお勧め、ではあるのですが、駅から町の中心には徒歩で10分弱かかります。小さな駅で駅前にはタクシーはおらず、またタクシーを呼んでもらえるようなカフェなどもないので、大きな荷物がある場合などには、事前に何かしらの手配が必要かもしれません。
 
私たちは、パリからTGVでディジョンに移動し、ディジョンからニュイサンジョルジュへ、という旅程でした。ディジョンからニュイサンジョルジュへ向かうワイン街道の眺めがよい、と聞いていたので、ディジョンから車でニュイサンジョルジュへ移動することにし、そしてディジョンの駅前にもタクシーがいないことが多いようだったので、ディジョンからの送迎を手配しておきました。お願いしたのは、Wine & Voyages http://wineandvoyages.com/home というツアー会社です。私たちはプライベートツアーを利用しましたが、ディジョン発着の既存のツアーでも、希望の町によっては、帰りはディジョンに戻らず、途中で降ろしてもらうことも可能なようです。ツアー中の気配りはもちろん、申し込み時のメールでのやり取りも迅速で親切でした。ワインと地元への愛情に溢れたガイドさんで、こちらの希望を、それがはっきりとしていなくて「こんなものが見たいんだけど・・・」程度のリクエストに対してでも、色々と提案してくれた人でした。こちらの会社もお勧めです。
 
 
 
 

 

2013年12月6日金曜日

フランスの教会(2) Fixey


次に訪れたのは、Fixey。

薄暗い中、マリア像が印象に残った教会でした。

カトリックの教会には、聖母マリアの像があります。私が通った幼稚園はカトリックで、庭に大きなマリア像がありました。子供のときの記憶で「大きかった、広かった」という場所などに大人になってから行くと、「あれ、意外と小さい」と思うことがあるので、実際にはそれ程大きくはなかったのかもしれませんが。今でもマリア像を見ると、子供のときに見上げていた白いマリア像を思い出します。

子供の頃に教わったことや習慣というものは、土台となりますね。その幼稚園では、食事の前にお祈りをする時間がありました。年少組のときは「お父さん、お母さん、農夫の皆さん、漁師の皆さん、今日も食べ物をありがとうございます」というような言葉で感謝を捧げ、年長組になってからは「天にまします我らの父よ、願わくはみ名の尊まれんことを・・・」という大人バージョンのお祈りになりました。お祈りの習慣は私の中に残ったようで、振り返ってみると一時期を除いて、子供の頃から何かしらの祈りの言葉を唱えています。

子供の頃に学んだことといえば、フランス語!今回の旅で役に立ちました。フランス語を学んでいたのは10代の終わり頃で、初めての海外はパリでの短期語学留学でした。当時はフランス語だけではなく、フランスの絵画や映画、音楽、文学に浸っていました。それ位好きだったフランス語ですが、フランス語で仕事がしたい訳ではないし、もっと実用的なことをしたほうが良いのでは、とその後はすっかり離れていました。今回の旅行中、パリでは大抵の場所で英語でコミュニケーションが取れたのですが、地方に行くとホテルでも英語が通じず。必要にせまられて、脳内の20年以上閉めっぱなしのフランス語の引き出しをこじ開けると、意外や意外、相手が言っていることが分かるし、向こうも分かってくれる!それに気を良くして、旅を急遽「実践フランス語会話」の場とし、タクシーの運転手さんと「運転手さんはブルゴーニュの人だから、やっぱりワインが好きなんですか」「いや~僕はビール派だねえ」などと、世間話をしたりしました。

お祈りやフランス語以外にも、子供のとき頻繁にしていたことや好きだったことが現在に与えている影響について思いをはせる機会がある旅でした。一瞬毎に変化している「現在の自分」とは、「過去の自分」がモザイクのように並べられ、重ねられているものに便宜的な輪郭線を引いて認識しているものです。そして、輪郭線の内にあるモザイクは、記憶の中にある過去の自分だけではなく、より広範囲のものが含まれています。

2013年12月4日水曜日

フランスの教会 Fixin

 

 
フランスに行ってきました。ここ数年の旅は、インドを中心とするアジアの国々ばかりで、旅行中は、お寺や自然の中でぼーっと過ごす、というのがほとんどでした。今回も当初は予定していなかったのですが、結果的に旅の大部分の時間を教会で過ごしました。座るとすぐに瞑想モードになるお寺があるのと同じように、ここでゆっくり瞑想したい、と感じる教会が幾つかありました。
 
今回の旅は、同行者の「葡萄畑が見たい!」という希望にそって、ブルゴーニュ地方の村や小さな町を訪れるものでした。ブルゴーニュ地方への旅といえば、ワイナリー巡り、そしてワインのテイスティングです。葡萄畑の景色に興味はあるものの、ワインは飲まない私たち。旅行中は、初冬の冷たい雨が降る日が多く、寒い中、他にすることもなく、また、初日に地元の人に連れて行ってもらった教会の雰囲気が素敵だったので、行く先々で教会を訪れることにしました。
 
最初に訪れたのは、ブルゴーニュ地方の村、Fixinの教会。
 

 
 
案内してくれたのは、「一応カトリック教徒だけれど、洗礼式以来教会には行っていない」という青年。そんな彼から「ここにいると穏やかな気持ちになるね、教会いいね」、という言葉が出てくるほど、静かで温かみのある場所でした。
 
 
 
 

2013年8月6日火曜日

「癒しフェア」お礼&メッセージ

「癒しフェア」にお越しくださった皆様、ありがとうございました。
15分という短い時間ではありましたが、お会いできて良かったです。
時間帯によっては、長い間立ったままお待ちいただいてしまい、申し訳ありませんでした。
お待ちくださってありがとうございました。
お待ちくださったお陰で、お話する機会を得ることができました。

追加でお伝えしたいメッセージがあります。
セッションを受けてくださったお一人の方に向けてのメッセージですが、これをお読みになって惹かれるものを感じた方は、どうぞご自分宛てのメッセージとしてお受け取りください。

*****
「ヴェーダーンタ」という言葉が浮かびます。
ヴェーダーンタを学ばれたことがないのであれば、一度、本を手に取ってみることをお勧めします。
階段を上るサポートになります。
もう既にお勉強されているのであれば、ヴェーダーンタとの付き合い方を変えてみるといいでしょう。
*****



2013年7月28日日曜日

フラワーエッセンス

今度の週末(8/3, 4)は「癒しフェア」でスピリチュアルリーディングセッションをします。

「癒しフェア」は、日本で一番大きなヒーリング関連のイベント。セッションなどのサービスだけではなく、様々なヒーリンググッズの販売もあります。

数多くあるヒーリンググッズの中で、使うたびにすごいな~、と思うのは、フラワーエッセンス。たくさんのメーカーがあり、独自の作り方をしているメーカーもあるかもしれませんが、フラワーエッセンスの基本的な作り方はいたってシンプル。

水を張ったボウルに花や植物を浮かべ、日光の下に数時間置きます。これにより、植物のエネルギーが水に転写され、フラワーエッセンスができあがります。

私が初めてフラワーエッセンスを摂ったのは、学校の課題文を書くためでした。当時、オーストラリアのナチュロパシーのカレッジで勉強していて、科目の中にバッチ博士のフラワーエッセンスがあり、授業の一環として、幾つかのフラワーエッセンスを摂り、その変化を記録する、というのがありました。

深く考えずに、「課題だから」という軽い気持ちでフラワーエッセンスを摂ったところ、摂り始めてすぐに、それまでずっと悩んでいた自分の性格の一面がすっかり姿を消してしまいました。このときは本当に驚きました。その性格のお陰で、回り道をたくさんした、と感じていたので、もっと早くにフラワーエッセンスと出会いたかった!とも思いました。

フラワーエッセンスの効果の出方には、やはり個人差があり、じわじわ効いてくる人と、すぐに変化が出る人といるようです。私は、早く出る方で、摂って30分後には変化が起きることがよくあります。そのように分かりやすく変化が出るお陰で、フラワーエッセンスの効果をより実感しているのかもしれません。

夫がオーストラリアン ブッシュ フラワーエッセンスのプラクティショナーで、家には69種類のエッセンスがあるので、実験も兼ねてちょこちょこ摂っています。フラワーエッセンスは間違ったものを選んでも副作用というものはなく、変化が出ないだけなので、摂ってしばらく経っても、何も起きないこともあります。一方、その時に合ったエッセンスを摂ると、関連したブロックが浮上してきて、気づきがあり、ブロックを手放すことができます。

分かっているけれど変えられないこと、努力が続かないこと、もっと向上させたいこと、原因は分からないけれど自分を困らせている自分の性格の源などに働きかけ、変化を起こしてくれます。

私自身は、「このフラワーエッセンスを摂ったら、こんな変化があった!」と変化を楽しんでいるだけなのですが、フラワーエッセンスは非常に奥深いもののようです。例えば、エッセンスに使われている植物とそれがもたらす変化の関係も、密接なものです。妹がバッチ博士のフラワーエッセンスを長年勉強しており(もはや研究と呼びたいくらい!)、また、大学で森林関係を専攻した樹木医でもあるので植物に詳しく、各エッセンスに使用されている植物の形、生態や性質とそのエッセンスがもたらす変化の繋がりを教えてくれることがあり、そこに宇宙の深さを感じます。植物からの贈り物、と呼ばれるフラワーエッセンス、知れば知るほど興味深いです。

フラワーエッセンスは本当におすすめです。どれを選んだらいいか分からないときに、選ぶのを手伝ってくれるお店もあります。私が行ったことがあるのは、東京 飯田橋のネイチャーワールド http://www.natureworld.co.jp/ 。ペンデュラムで選んでくれました。

フラワーエッセンス、ぜひ一度お試しを!


2013年7月27日土曜日

8/3, 4 は癒しフェアでセッション

来週末(8/3, 4)は、東京ビックサイトで開催される「癒しフェア」でセッションを行います。

メニューは、スピリチュアルリーディング(15分)1,000円。

恋愛や仕事、人間関係など、迷っていることがある方は、どうぞ質問をご用意ください。
質問がない方には、より良い人生のために今取り組むとよいこと、ハイヤーセルフやスピリットガイドからのメッセージをお伝えします。
過去生にご興味のある方もどうぞ。

Lotus@Lotusは、「TRINITYブース」にて出展します。
雑誌 トリニティさんのブースの一角におります。

スピリチュアルリーディングを初めて受ける方、私にもスピリットガイドってついているの?と思っている方、占いとは違うものを試してみたい、という方、お気軽にどうぞ!

スピリチュアルリーディングは、私にとってとても大切なものです。それと同時に、もっともっと多くの人に手軽に受けてもらいたい、と感じるとても役立つものでもあります。
深遠で人生に深い影響を与える、全ての人に触れて欲しいもの。
お会いするのを楽しみにしております。

レイキアチューンメントを受ける前にティーチャーの雰囲気を見ておきたい、という方も歓迎です!

癒しフェア
http://a-advice.com/tokyo_2013/

2013年7月15日月曜日

7/16 イベント出展キャンセルのお知らせ

明日(7/16)に予定されていた イエナさんでのセッションは、都合によりキャンセルさせていただくことになりました。

ご予定を入れてくださっていた皆様、申し訳ありません。

またの機会にお会いすることを楽しみにしております。


2013年7月12日金曜日

8/3, 4 「癒しフェア」でセッションします

代替医療やヒーリング、スピリチュアルに興味のある方にはおなじみの「癒しフェア」。
今年も東京ビックサイトで8月3(土)、4(日)に開催されます。

イベント中の2日間、スピリチュアルリーディングセッションをします。
 
スピリチュアルリーディングセッションを受けると、視野が広がります。視野が広がると、それまで気づかなかったことが目に入り、起きている出来事の本来の意味が見えてきます。それにより、迷いや心配がなくなったり、怒りや悲しみといった感情が必要のないものであったことに気がついたりします。自分の思い込みを知り、本来の自分はどういう存在なのかを理解する手助けとなります。

セッションを受けているとき、心は深い部分に戻り、魂と繋がります。リーディングで得たメッセージだけではなく、自分の内にある英知が呼び起こされるので、セッション後には、いつもよりも内側の声が聞きやすくなり、直感が高まり、自分が何をしたいのか、何をしたら本当に楽しいのか、ということに気がつきやすくなります。

スピリチュアルリーディングは、恋愛や進路、人間関係に関する悩み事や迷っている事への答えを得るために利用することもできますし、気になっていることがない方には、より楽しい人生を送るためのヒントや今取り組むとよいことを知る機会としても役立ちます。また、必要に応じて過去生や魂の年齢もお伝えします。


☆☆☆☆☆☆☆☆


ヨガ友のえりちゃんも、同じブースで「カラダリーディング」のセッションをします。

カラダリーディングとは・・・
ご本人の主訴によるカラダに関するお悩みやご相談などから、それにもとづく各人にあったオーダーメイドな呼吸・姿勢・体操・歩き方などでお応えするセッション。

えりちゃんは、体や癒しに関する経験が豊富で、その経験数は、私の倍の長さの人生を生きているのではないかと思うくらいの人。肉体にとどまらない健康オタクです。

えりちゃんのサイト Health & Glow はこちら
http://health-and-glow.blogspot.jp/


☆☆☆☆☆☆☆☆
7/27追記

来週末(8/3, 4)は、東京ビックサイトで開催される「癒しフェア」でセッションを行います。

メニューは、スピリチュアルリーディング(15分)1,000円。

恋愛や仕事、人間関係など、迷っていることがある方は、どうぞ質問をご用意ください。
質問がない方には、より良い人生のために今取り組むとよいこと、ハイヤーセルフやスピリットガイドからのメッセージをお伝えします。
過去生にご興味のある方もどうぞ。

Lotus@Lotusは、「TRINITYブース」にて出展します。
雑誌 トリニティさんのブースの一角におります。

スピリチュアルリーディングを初めて受ける方、私にもスピリットガイドってついているの?と思っている方、占いとは違うものを試してみたい、という方、お気軽にどうぞ!

スピリチュアルリーディングは、私にとってとても大切なものです。それと同時に、もっともっと多くの人に手軽に受けてもらいたい、と感じるとても役立つものでもあります。
深遠で人生に深い影響を与える、全ての人に触れて欲しいもの。
お会いするのを楽しみにしております。

レイキアチューンメントを受ける前にティーチャーの雰囲気を見ておきたい、という方も歓迎です!



癒しフェア
http://a-advice.com/tokyo_2013/

2013年7月3日水曜日

7/16 イベントのご案内

こちらのイベントでのセッションは、都合によりキャンセルとなりました。ご予定くださっていた皆様、申し訳ありません。



7月16日(火)に四ツ谷のイエナさんでセッションをします。

セッションメニューは
・ パワーストーン&レイキヒーリング
・ スピリチュアルリーディング  です。
セッション料金は、15分1000円(延長15分1000円)で、11:00~19:00に会場におります。

セッションにご興味がある方はもちろん、レイキアチューンメントを受ける前に、ティーチャーとの相性をみておきたい、という方も大歓迎!お待ちしております。











 
(写真はイエナさんのブログよりお借りしました)

イエナさんは、四ツ谷駅近くのレンタルスペースで、素敵なイベントを数多く開催されています。
7月16~20日は「Yenaクリエイターズフェス」。
クリエイターさんを中心として、色々な方が出展されます。
詳しくはイエナさんのブログで http://ameblo.jp/yena-yotsuya/entry-11564900087.html

セラピストが利用しやすいレンタルスペースが増えてきましたよね。機会やエリアに応じて使い分けている方が多いと思いますが、イエナさんでは、「セラピーの技術は持っているけれど、それをお仕事として発展させるにはどうしたらいいの?」と困っているセラピストにぴったりなサービスを色々と提供されています。

イエナさんのオーナーの方は、「キャリア35」という女性の起業を支援する団体のメンバーでもいらっしゃいます。「セラピスト無料相談会」も開催されています。




2013年5月30日木曜日

瞑想



静かに座る時間を持つだけで、様々な悩みがなくなっていったり、風邪をひかなくなったりします。現状がマイナスであると感じているときに瞑想をするとゼロの状態にまで引き上がり、さらに続けているとプラスの状態になります。そして、しばらく瞑想を続けると、そのプラスの状態が平常のものとなり、以前より一段上の自分が通常の自分となります。一段上の自分、つまりそれまで気になっていたことがなんでもなくなったり、以前ならストレスと感じていたことが通常のことと思えたり。そして、以前よりも楽しいことに気づきやすくなり、特別な出来事がなくとも、毎日が楽しい時間となっていきます。

瞑想しているときは、心身がより高い次元と調和しています。高次元の温泉に入って、ヒーリングを受けていることになります。

私が瞑想を始めたのは、10年以上前にオーストラリアに住んでいたときです。その頃、瞑想についての短い特集番組をテレビで見ました。詳細ははっきり覚えていないのですが、シドニー郊外で中学生くらいの男の子たちに瞑想をさせている所がありました。クラブ活動のように放課後に生徒が集まって、何かのスポーツをしている団体でした。エネルギーが旺盛で、ともすると乱暴な方向でそれが発散されることがあった子供たちでしたが、瞑想を始めてからそういったことが無くなった、という話題でした。「最初はよく分からなかったけれど、我慢して目をつぶり続けていく内に、心が静かになって、その後温かいものに包まれるような感覚になった。今は瞑想が大好きで、よくしている。」と、少年の一人が話していました。私も瞑想に対してその少年と全く同じように感じていたことをよく覚えています。

瞑想は続けるとその良さが分かり、良さが分かるようになると、瞑想せずにはいられなくなります。もしあなたが瞑想を始めたばかりなら、しばらくちょっと我慢して、続けてみてください。また、ヨーガのアーサナや呼吸法とセットで瞑想することをお勧めします。アーサナと呼吸法で心を安らかな流れに方向付け、安定した瞑想を行えるようになります。


2013年5月27日月曜日

今に存在する

一瞬一瞬と向き合い、今を大切に過ごしていれば、楽しい未来は自動的に手の中にあります。この先どんなことが起きるか、どういうことをしているか、ということを心配したり不安に感じたりする必要は全くありません。しかし、未来に思いをはせ、過去を悔む習慣が身についている私たちには、今という瞬間に集中して生きるのは難しいように思えます。「今」と思えた瞬間は、一瞬にして過去になり、「未来」と考えた時は、いつの間にか今になります。カレンダーや時計を利用して、記憶や想像、予想に頼れば過去、現在、未来を把握できますが、それらがなければ、私たちは時間という概念の中で迷子になってしまうかもしれません。確かなのは、今という瞬間であり、今と向き合うことです。

本来、今に向き合うのはごく自然なことで、意識しなくともそうあるものです。でも、過去と未来へ思いを行ったり来たりさせることに慣れてしまっていると、「今に在る」練習が必要かもしれません。練習には様々な方法がありますが、ヨーガもその一つです。
 
Lotus@Lotusのヨーガレッスンでは、呼吸と姿勢を調え、体内外に流れるエネルギーにフォーカスします。呼吸と姿勢に変化が生じることで、肉体がより健やかになる、というメリットもありますが、呼吸と姿勢を調え、エネルギーを感じる作業によって、「今に存在する」感覚が分かるようになります。「今に在る」ようになると、心と体本来のエネルギーが回復します。そして、穏やかな高揚感に心が満たされ、自分の中に力強さを感じるようになります。

私自身、常に「今に存在」できているわけではありませんが、以前よりは、「今に在る」ことが増えてきました。そして、「今に在る」ときと、そうではないときの感覚の違いが分かるようになってきました。また、それぞれの状態の結果である現実が異なるということも分かるようになり、「今に在る」ことの心地良さと大切さを感じています。


2013年5月23日木曜日

シンクロニシティ




偶然があると嬉しくなりませんか。「こんなことがあったの~」とお友達に話したくなりませんか。全ては起こるべくして起きていると分かっていても、「おぉ!」というタイミングで起きたことに、私はワクワクします。その興奮を友達に伝えたくて話を始めるのですが、自分の嬉しさを上手く言葉に変換できず、もどかしくなり、最後は大抵「意味分かる?分かる?」で終わることになります。そんな気持ちだけが先走っている話でも、優しい友人たちはニコニコしながら黙って聞いてくれます。
 
偶然に出会うと、どうして嬉しくなるのでしょうか。

それは自分が大きな力に見守られている、大きな力は自分のために働いている、自分も大きな力の流れの一部なんだ、ということを無意識に感じるからです。

普段そのようなことに興味がなくとも、私たちの潜在意識には、自分が大きな存在の一部であること、そして以前はそれをもっとはっきりと感じていたこと、そしてその状態にまた戻りたいと熱望していること、そういった想いが組み込まれています。そして偶然に出会うと、潜在意識にあるそれらの想いが反応し、懐かしい感覚を思い起こさせて、嬉しくなるのです。

偶然!と思う出来事があったら、「わぁ~偶然」という嬉しい驚きの底に流れている感覚にも目を向けてみてはいかがでしょう。自分の源を感じるきっかけになるでしょう。
 
 




 
 

2013年5月9日木曜日

無料モニター募集  意志の力がいらないダイエット


ダイエットが続かない真の理由や過剰な食欲の原因を見つけて対処するセッションです。

十分な量の食事をした後に何かを食べてしまったり、気分を落ち着かせるために食べ物に手を伸ばしたりすることはありませんか。

それが時々なら大きな影響はありませんが、毎日続くようになると、体に負担をかけます。また、もう止めよう、と思いながら食べ続け、罪悪感にとらわれ、落ち込むこともあるでしょう。

もう食べないほうがいいと分かっているのに食べてしまう、これが最後の一口と思いながら食べ続けてしまうのは、意志が弱いからではありません。体がそれを必要としているからです。

正確には、心がその食べ物が持っているエネルギーを欲していて、それを体内に取り込むよう指令を出しているのです。

私たちの心と体は、最適の状態であるように、常に様々な調整をしています。止まらない食欲もその調整の表れです。心身が必要としていることなので、意志の力で止めようとするのは、なかなか困難です。

セッションでは、心が食べ物から取り込もうとしているエネルギーを見極め、対処法を見つけます。食べ物に頼らなくとも、あるいは、より健康的な食べ物を代替品とすることで、心も体も満足するようになります。そして、自己評価も高まります。

セッションの無料モニターさんを募集しております。 

お申込みはこちらから

モニターさん募集終了致しました。




2013年4月24日水曜日

ヨーガ&アーユルヴェーダ講座

5月スタートの新講座のお知らせです。

アーユルヴェーダ講座 
 「性格診断 レベル1」
 「性格診断 レベル2」
    体質診断でおなじみのヴァータ、ピッタ、カパは性格にも影響を与えています。自分の性格がどのタイプかを知ることで、長所を伸ばし、短所をポジティブに反転できるようになります。


ヨーガ講座
 「呼吸と姿勢を調えるヨーガ」
    プライベートレッスンです。体が硬くて、ヨーガを敬遠していた方にもお勧めです。


ヨーガ&アーユルヴェーダ講座
 「5つの層 パンチャコーシャ」
 「5つのプラーナ パンチャヴァーユ」
    ヨーガとアーユルヴェーダでは、人は肉体だけではなく5つの層からできている、と考えています。また、プラーナはその働きと動きに応じて5つに分類できる、とされています。これらを知ることで、心と体の健やかさに、より直接的に働きかけられるようになります。

スケジュールなどはこちらです。
http://www.lotus-at-lotus.com

こちらの講座は終了しました。




2013年3月17日日曜日

瞑想のすすめ ~新レッスンご案内

ヨーガが普及するにつれ、瞑想も広く知られるようになりました。ヨーガには様々な要素があり、それらはヤマ・ニヤマ、プラナヤーマなどとして知られていますが、瞑想はその中でも非常に重要な部分を占めています。ヨーガの各要素はそれぞれ大切ですが、瞑想を切り離したプラクティスを完全なものとするのは難しいでしょう。ヨーガの全ての要素は瞑想のためにあり、また、瞑想は他の要素のプラクティスを数段上のレベルへと引き上げます。
 

ヨーガをされたことがない方も、瞑想に惹かれたり、「瞑想は心と体にいい」と耳にしたりして、瞑想に興味を持っているかもしれません。欧米では瞑想の効果を科学的に測定した研究が数多くなされ、「瞑想をするとポジティブになる、健康にもよい」という概念の裏づけとなるデータが発表されています。ビジネスマン、特に忙しいエグゼクティブの中には瞑想を習慣的に行う人が多く、心身の健やかさのみならず、ビジネスにも成果を感じている、という人が大勢います。

瞑想は道具もいらず、いつでも、どんな場所でもできるものです。瞑想は、私たちが一瞬一瞬呼吸をするのと同じくらい自然であり、欠かせないものです。自然であり、欠かせないものなので、コツが分かれば、とても簡単にできるようになるものです。一度瞑想をしてみたけれど上手くできなかった、すぐに雑念が湧いてくる、無になるってどういうことか分からない。そのように思ったことはありませんか。瞑想には様々なアプローチ法があります。クラスでは、色々な瞑想の仕方をお伝えします。
 
これまでプライベートレッスンのみであった瞑想クラスのグループレッスンを始めました。また、瞑想が初めての方に基礎から始めていただける「初めての瞑想 step by step」コースもあります。
 
スケジュールなどはこちらから

2014年3月追記
現在、新規のグループレッスンの受付けをお休みしております。


 


 

2013年2月23日土曜日

「嫌い」と向き合う

本日のカードに「「嫌い」なものには「好き」なものと同じくらいあなたに役立つ情報が含まれており、最終的には喜びを与えます。」という言葉がありました。

私自身も嫌いなものと向き合ったおかげで、大きな一歩を前に踏み出せたことが何度もあります。何かを嫌う原因が分かると、振り子が反対側に振れるように自分の中にスペースができ、そこにポジティブなエネルギーが流れ込み、やがて現実に反映されます。

また、苦手なものを目にすると、一瞬の内に肉体は緊張し、通常の体内活動がストップされます。それが頻繁に起こると、心身の不調へと繋がります。

嫌いなものと向き合い、その意味を知ることには幾つものメリットがあります。ぜひ取り組むことをお勧めします。

とは言っても、嫌いなことに向き合うのは容易ではないこともあります。そんなときは、あなたのことを価値判断しない家族やお友達に話し相手になってもらい、一緒に取り組んでもらうとよいでしょう。

知っている人には話したくない内容だったり、心当たりの人がいなかったり、というときは、セラピストやヒーラーとお話しするのもよいでしょう。Lotus@Lotusでも、"カードリーディング/占い"と"スピリチュアルリーディング"で、お話をうかがっています。内容にまとまりがなくても大丈夫です。「○○が嫌い...」という一言をいただければ、そこに潜んでいる原因と喜びを紐解きます。


2013年1月25日金曜日

体の声を聴くヨーガ

新クラス「体の声を聴くヨーガ」を開催します。

ヨーガをする理由、目的は様々です。このクラスでは、肉体の微細な変化に意識を向けることによって、体の声を聞き取りやすくなることに重点を置きます。体の声が聞こえるようになると、心の動きにも敏感になります。また、その過程でサイキックセンスが目覚めることもあります。普段体を動かしていない方にもご参加いただける、運動量の少ないヨーガです。ヨーガマットと着替えは不要です。4名までの少人数クラスです。

-クラス開催日-
1/30(水) 13:00~14:00
2/2(土)  11:00~12:00
2/5(火)  11:00~12:00
2/6(水)  13:00~14:00
2/9(土)  11:00~12:00
*ご予約時にご希望の日にちをお知らせください。

-受講料-
1回 2,000円

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こちらの講座は終了いたしました。





今の時期の過ごし方

今年に入ってから、なんとなくすっきりしない、と感じている人が多いようです。体調が思わしくなかったり、落ち込みがちだったり、夢見が悪かったり、小さなアクシデントが続いたり。かく言う私もその1人です。それについてガイドに訊いてみると、私たちの時間の捉え方が変わってきているのが理由、とのことでした。

従来、私たちは時間を過去・現在・未来が一直線に流れているものと理解していましたが、本来の「今ここ」に捉え方が近づいているようです。

捉え方が変わるにつれ、起きることも変わってきています。今までは、過去に起きたことは過去に起きたこと、現在は現在、未来の出来事は未来のもの、と認識してきたために、体験することもそれに即したものでした。しかし、時間への理解が変化しているため、過去の出来事を今体験したり、未来のことを先取りしたり、ということが起きています。顕在意識上では時間に対する理解に変化が起きていない人も同様です。

宇宙はカルマの法則、原因と結果の法則で成り立っています。ある種を蒔いたら、その実は必ず育ち、収穫するときがやってきます。種まきから収穫までの時間は様々で、1つの人生には収まらないことが多々あり、また、1つの人生上でも忘れたころに収穫のときがやってきます。その収穫のときを今集中的に体験しているようです。過去生を含めた過去に未解決だったこと、そして未来生を含めた未来に体験する予定だったものを、今の時点で体験しているのです。

以前と比べて体験する出来事が増え、無意識の内にも心や体に到来するものが多くなっているため、いつもより心身を重く感じることがあります。いつもの自分でいられない、と感じる人もいます。なんとか普段のすっきりした自分を取り戻したい、と思っている人もいるでしょう。

そのように感じる期間は長くはありません。新しい流れに慣れれば、いつもの自分でいられるようになります。そして以前の状態よりも軽さを感じられるようにもなります。

また、今はお得な期間のようです。本来なら時間がかかり、どっしりと重みのある収穫も、今為されるものは一瞬の内に軽く終わります。そして空いたスペースを別のことに使えるようになります。なんだか調子が悪いな~、どうしてこんなことが起きるんだろう、と感じたら、ちょっと立ち止まってそれが自分に何を伝えようとしているか観察し、何も浮かび上がってこなかったら、今の自分の意識が及ばないところで蒔いた種の結果として、「これで済むならいいよね」と一度受け止めてから、その出来事には執着せず、流してしまいましょう。

2013年1月16日水曜日

思考が創造する現実 part 3

(part 2より)

前回の滞在で、予定通りに事が進まずとも、それよりも望ましい物が手元にやってくる、ということを体験したので、今回もその姿勢で、そして、1秒たりとも不安にならない、状況を疑わない、というのをテーマで旅することにしました。また、本当に望んでいることだけを考える、という期間にもしようと思いました。前回の滞在中、○○に関する情報が欲しいな、と思っているとそれを持っている人と出会ったり、友人との約束の時間までまだ間があるからどこかで時間調整を、と思っていると、通りの向こうからその友人が現れてその必要がなくなったり、と思考が現実に現れやすい場所、という印象を得ていました。どこにいても、日本にいても、現実は思考の結果なのですが、時差があるために気づきにくく、想いと現実化の関係を忘れていることが多いと思います。この土地ではその時差が少ないので、自分の思考や想いを確認するには、とてもよい場所です。

「1秒たりとも不安にならない」とつぶやきながらインドの国際空港に着くと、手配していた迎えの車が来ていません。「不安にならない」というテーマを早速実践かしら、と思いながらホテルに電話をしていると、慌てた様子のドライバーがやってきました。ホテルに無事到着し、その日は休み、翌朝目的地への列車に乗りました。

目的地で列車を降りたら、そこからはオートリキシャです。リキシャに乗ったのはいいのですが、ドライバーは何度も車を止めて、通りすがりの他のドライバーと話をしています。現地の言葉は全く分からないので、一瞬、「何だろう、何をしようとしているのだろう」と不安がよぎったのですが、「不安にならない」というテーマを思い出し、思い直すことにしました。ゲストハウスに着いてから、宿の人が、「メインエリアから少し外れた場所にあるので道が分からなくて何度も訊いて、時間が余計にかかってしまって申し訳ない」とドライバーが伝えて欲しいと言っている、と教えてくれました。

チェックイン後、通された部屋は眺めも日当たりも悪い部屋。河に面した部屋は予定が変わって今日は使えない、とのこと。あれ程念を押したのに~、と思いながら、いやいや「状況を疑わない」をするいい機会よね、と思い直し、部屋にいても楽しくないので、ガンジス河に行くことにしました。河はそこに見えているのに、下りて行く道が分かりません。人通りもなくて道を尋ねることもできないな~、とウロウロしていると、門を閉めて中へ入ろうとしている女性の姿が。その方は、ヒンドゥー教のスワミが着るオレンジ色の衣をまとっています。「すみません!」と呼び止め、道を尋ねると、「1人でいる女性にすすめられる場所はないわね~」との答え。そして、「あなたは日本人?韓国人?私はずっと前に東京に住んでいたことがあるのよ。キリスト教のシスターで、○○に属していたの」と。その○○とは、夫の勤務先です。これは偶然で片付けられません~、と思いながらふと横を見ると、壁に時間割のようなものが書いてあります。そのことを尋ねると、そこはキリスト教の小さなアシュラムで、瞑想の時間を設けている、とのこと。誰でも参加できるとのことだったので、その日の夕方にお邪魔する約束をしました。

河原に行くのはその日はあきらめて、ランチをし、夕方にアシュラムを訪ねました。小さな建物の一角に小さな瞑想ルームがあって、正面にはキリストの絵が飾ってあります。教会のような雰囲気がありながらも、瞑想はヒンドゥー教のチャンティングで終わりました。以前から、キリスト教のバックグラウンドがある方にヒンドゥー教のお話をうかがいたいと思っていたので、嬉しい~♪と心の中で叫びながら、誘ってくださった夕食を共にしました。夕食の席には、南インドと南米から来たシスターもいて、美味しく楽しい時間を過ごしました。それからの数日間は、1日に何度か瞑想のクラスにお邪魔し、日曜日には教会に連れて行ってもらったりして、スワミたちと一緒に時間を過ごしました。

ゲストハウスからアシュラムへ行く道の途中に、建築工事をしていて、足場の下を歩かなければならない場所があります。前日までは何も考えずに歩いていたのですが、ある朝、「インドの工事現場って日本より基準が甘そう、事故とか起きないのかな、大丈夫かな」、といった考えが急に浮かんできました。その瞬間、小石が落ちてきて頭を直撃。「大丈夫かな」と思ったのと同時に小石が落ちてきたので、びっくりしました。そんなの偶然、と思われるかもしれませんが、「大丈夫かな」と「小石直撃」の絶妙なタイミングが、心配するとその通りになる、ということを教えてくれているように感じられました。

今回ガンジス河のそばで瞑想したい、と考えたのは、以前から抱いていた疑問に対する答えを得たい、と思ってのことでした。その疑問とは、この世の土台のようなものについてです。しかし実際にガンジス河のそばに座っていると心が満たされ、瞑想すると至福感が広がっていき、疑問に対する瞑想はしていませんでした。最後の夜、スワミが「訊きたい事があったらなんでも質問して」と言ってくれたので、その疑問について話してみました。そしてスワミの口からもたらされた答えは私の心に強く響き、それからの私の基盤となっています。この土地に着いた初日にスワミに出会い、ガンジス河への道を尋ねました。ガンジス河へ行きたかったのは、疑問への答えが欲しかったら。スワミから行き方そのものは教わりませんでしたが、疑問への答えをもらいました。答えが聞けたことに感無量の私に、彼女は言いました。「質問が口にされたとき、神への門が開かれる」と。クライアントさんにリーディングをさせていただくとき、この言葉を思い出します。

スワミが伝えてくれた答えを再確認するような出来事が空港のある町へ戻る列車の中で起きました。留学中の友人が駅まで見送りに来てくれ、一緒に列車に乗り込もうとしているとき、友人の知り合いも同じ車両に乗ろうとしているのに出会いました。数日前に友人が学んでいるアシュラムですれ違い、その時に「この人と帰りの列車が一緒になるかも」と思った人でした。予感が当たったわ~、と思いながらも、座席は離れていました。列車が動きだし、友人にさよならしてから座席に戻ると、隣の席の男性が「妻と並んで座りたいから席を替わってもらえないか」と頼んできました。「いいですよー」と、奥さんの席に行くと、その隣の男性が「家族と一緒に座りたいので席を替わってくれませんか」と。再び、席を移動すると、なんとそこは、友人の知り合いの隣りの席でした。

こんなに席があるのに、隣になるなんてすごい偶然だねー、と言いながら改めて自己紹介をし合い、インドで学んだこと、これからしたいこと、恋愛や政治など、色々なことに話が弾みました。列車に乗っている5時間近く、ずっと話し続けました。その中で、彼が「どうして人は子供を欲しがると思う?」と訊いてきました。私の考えを話すと、「それも確かにあるだろうけど・・・」と彼の考えを話してくれました。その内容は、前日の夜にスワミが話してくれたものと同じものでした。私がスワミにした質問は異なるものでしたが、彼の口から出てきた言葉はスワミが話してくれたものと全く同じものでした。そして、それを話しているときの彼の瞳が、それまでの彼のものとは全く違っており、何かより高い次元の存在の瞳のように見えました。スワミが伝えてくれた答えを再確認してくれている、と強く感じました。

2度目の旅では期待していた通りに事が進まないと、「残念・・・」とちょっと落ち込み、しばらくすると当初予定していたものよりもこちらのほうがいいかも!と思うものが目の前に用意される、ということが何度か起きました。3度目の旅では、「残念」と落ち込むのはやめて、それが何を連れて来てくれるかをワクワクしながら待ってみました。こういうことがあったらいいな、という希望を持ちながらも、それにとらわれずに流れにまかせてみると、期待していたことよりはるかに素晴らしいことに出会える。また、思考や想いがそのまま現実となって現れる。そして全てはベストな方向に進んでいる。そのようなことを何度も確認させてくれた2つの旅でした。

2013年1月13日日曜日

思考が創造する現実 part 2

(part 1より)

コンファレンス中に、ニューヨークで活躍している、という若いアーユルヴェーダの医師と知り合いになりました。先祖代々アーユルヴェーダドクターで、名前を言うと誰もが知っている方のようです。その方が、いずれ日本でも講演会をしたいからサポートしてくれないか、といった話を顔を合わせるたびにしてきます。いくら有名な方でも、私自身がよく知らない人を推薦したりはできないし、かといって彼のことを知る時間はあまりないし、困ったな~と思っていました。この件に関しては、帰国してから驚くことになります。ある日片づけものをしていると、「日本で講演会を希望するその道のプロのサポートをしたい」などと書いた願い事メモが出てきたのです。かなり前に書いたもので、すっかり忘れていたのですが、困ったなんて思ってごめんなさい、望んだのは私でした・・・とせっかく願いが実現したのに、時差がありすぎて忘れちゃってた・・・な体験をしました。

沢山の素晴らしい講義を受け、異なる国々から来た人たちと知り合い、充実したコンファレンスは終了しました。次は料理教室への参加です!プライベートレッスンで、何でもリクエストできるとのことだったので、とても楽しみにしていたものです。教室の詳しい場所については、前日に電話をするよう言われていました。はやる気持ちを抑えながら電話をかけると、「この電話は現在使われておりません」というメッセージが聞こえてきます。電話番号を2つもらっていたので、もう1つにかけると、そちらも同じ。私の携帯電話に問題があるのかと思い、何人かの人にかけてもらっても同様・・・。たくさんある料理教室の中から選びに選んだものだっただけに、どうして電話が通じないのぉぉ、と落ち込みました。

落ち込みながらもコンファレンスで知り合った人たちと食事をしていると、「明日からアーユルヴェーダの料理教室に行くのだけれど、誰か一緒にどう?」と私たちに声をかけてきた人がいました。人数が集まればそれだけ安くなる、ということでその人は参加者を募っていたのですが、私にとっては完璧なタイミング。すぐに手を挙げました。

翌日、レッスンは町外れにあるカフェで行われました。アーユルヴェーダの理論に基づいたメニューなのですが、スパイスはあまり使用しないので、香辛料が苦手な人もおいしく食べられるお料理ばかりです。その時習ったメニューの1つがとても気に入り、今も毎日、朝食でいただいています。習った料理の内容も良かったのですが、そのとき一緒に参加した人たちとはとても気が合い、午前中は料理教室、午後は観光、夜は遅くまで色々な話で盛り上がる、という日々をそれからの数日間過ごしました。

師との面談が目的の旅でしたが、それがかすんでしまうくらい様々な実のある体験をした旅でした。最後の日に、出会った人々や体験したことに思いを馳せながら歩いていると、先日電話が不通だった料理教室の看板があることに気がつきました。いつも通っていた道に、どうしたら見逃せたんだろうと思う程の大きな看板が。その教室は、電話で場所を教えてもらうまでもなく、毎日通っていた場所にありました。電話が通じなかった日、メールでその旨を伝えたのですが、返事は帰国する頃に届きました。私のために時間を取っておいてくれた教室には申し訳ないけれど、なんだか力が抜けて笑ってしまいました。初日の宿泊先から始まって、予定した通りには進まなかった旅でした。しかし振り返ってみると、予定していたのものよりもさらに良いものと出会えた旅でした。

そんな旅から2年後、インドにいるチベット人の里子に会いたいね、と家族と話していました。里親としてのご縁をいただいてから5年経つので、1度顔を見せに行くのもいいかもね、と。インドへのフライトは、深夜到着のものがほとんどです。その中で1社だけ、夕方着の直行便がありますが、他社と比べて2倍の航空運賃です。でも夜中に到着するのは避けたいので、それで行けたらいいなあ、と思っていました。ある日、その航空会社のサイトをなんとなく見ていたら、期間限定で破格の運賃設定があることを発見しました。しかも、行きたいと思っていた時期に該当します。迷うことなくそのフライトを予約し、最初の2週間程は1人で過ごし、その後家族と合流することにしました。

以前とは違う土地に行ってみたい、とガイドブックを見たものの、気温が高過ぎて滞在には適さなかったり、女性が1人で過ごすには治安があまりよくなかったりというところばかりだったので、少し残念でしたが、前回と同じ土地に滞在することにしました。そして、現地に留学している友人とたまに会う以外は1人で過ごすので、ガンジス河を眺めながら瞑想三昧にしよう♪と、ゲストハウスも河の近くに予約し、絶対河が見える部屋にしてね、と何度もメールをしました。

(part3に続く)