2013年12月21日土曜日

フランスの教会(5) Saint-Michel, Dijon

 
 

 
ディジョンのサンミッシェル教会も美しい場所でした。人気がなく静かでありながらあたたかい雰囲気で、いつまでもいたくなる空間でした。
 



 

 
今回の旅で訪れた教会の中には、音楽がかかっているところもありました。パイプオルガンの演奏だったり、CDだったり。音楽には力があります。音楽が持つ雰囲気作りの力は誰もが体験したことがあるでしょう。音楽は、その場のエネルギーに変化をもたらします。楽器演奏もそうですし、人の声もそうです。特に、演奏者や歌い手が技術的に上手に演奏しようとしたり、歌おうとしたりせずに、自分を表現の手段として、エネルギーの通り道としてあろうとしたとき、あるいは純粋に楽しんでいるときに、それは大きく動きます。
 
音楽は私たちに与えられた素晴らしいギフトであると感じます。気持ちが沈んで、そこから出たいのに、気分を変える行動を取る気にもならないときってありますよね。そういう時は音楽を聞くと、沈みから引き上げてくれます。そういう時用に曲を選んでおいたり、プレイリストを作っておいたりするのもいいでしょうし、その時々で聞きたいと思う曲をかけるのもいいでしょう。
 
ヒーリングミュージックやクラシックはいいけれど、ポップスやロックは波動が低いんですよね、という質問を受けたことがあります。ジャンルに関わらず、悪意を感じる曲というのはあります。「このジャンルはいい」「このジャンルはだめ」という線引きはできなくて、ジャンルによって、あるいはアーティストや曲によって、効能というか、働く作用が異なるように感じます。ヒーリングミュージックで癒されなくても、聞く人によってはうるさい、と感じるロックで癒されることもあります。
 
心と体のどの部分、またはどのチャクラに響いているかを観察しながら音楽を聞くのも興味深いことです。楽曲の働きかける力が強いときには、観察するまでもなく、感じることができます。
 
以前、インドのアムリッツァーにあるシーク教の聖地で耳にしたお祈りの言葉と音楽は、全てのチャクラを洗い清めてくれるように感じました。寺院のスピーカーから流れるお祈りを聞くともなしに聞いていたときのことです。(アムリッツァーを訪れたときについて
 
また先日、あるライブに行ってきたのですが、その人の歌と演奏はハートと喉に響いていました。ジャンル分けするなら、ポップス・ロックになると思います。観客を楽しませたい、来てくれた人に感謝を伝えたい、という思いがそのアーティストの歌と全身から溢れているように感じました。
 
 

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